型枠の組立てにおいて、大切なことが3つあります。
それは、次のようなことです。
・型枠面に汚れや傷がないこと
・生コンの充填中に変形しないこと
・継ぎ目からモルタル分やセメントペーストが漏れ出ないこと
とくに、コンクリートの表面には、使用した型枠の表面状態がそのままに表れます。
型枠面は平滑な場合は、コンクリートの表面も平滑になり
ザラザラしている場合には、コンクリート表面もザラザラになります。
塗装合板でない普通の型枠用合板(いわゆるコンパネ)や錆びた鋼製型枠、表面にキズや汚れのある型枠は
表面に微細な凸凹がありますので、これらを使用するとコンクリートは表面積が大きくなり
耐久性は低いものとして仕上がってしまいます。
ですので、使用する型枠には、基本的に板厚が厚く、変形しにくく
表面に汚れやキズのない滑らかなもので塗装合板、鋼製、樹脂製などが適しています。
また、直射日光にさらされたコンパネを使用すると
コンクリートの表面に、硬化不良が原因の色違いが生じることがあります。
したがって、型枠用に用いる合板は、保管方法にも注意が必要といえます。
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