型枠工事におけるスミ出しは、設計図に記載された情報をもとに、実際の現場に墨線やマーカーを使って図面を描き出す作業です。
型枠を正確に設置するために欠かせない工程です。
最初に、建物の基準となる墨線や基準点を記します。
設計図に基づいて、壁、柱、梁などの位置、高さ、幅などを墨線やマーカーを使って現場に書き出します。
水平、垂直を測定器を使って確認し、墨線やマーカーを修正します。
これはレベル出しと呼ばれる作業です。
型枠を設置する際に墨線が消えてしまう箇所には、墨線から少し離れた位置に逃げ墨を打ちます。
すべての墨線やマーカーが正確に書き出されていることを確認し、必要に応じて修正を行います。
図面を立体的にイメージし、実際の現場に落とし込むことができる点がメリットです。
スミ出しが正確であれば、それだけ正確な土台を作り上げることができるため、非常に重要な作業です。
現在、弊社ではスミ出しを含めた型枠工事に携わっていただけるスタッフを募集中です。
未経験者も積極的に採用している会社なので。
異業種からのチャレンジも大歓迎です。
現役で現在活躍しているスタッフも未経験者からスタートしたスタッフも多いので、ぜひ積極的にトライしていただければと思います。